高等学校国語科の『論理国語』の教科書で扱われている内容を元に、私が『ファフナー』を論理的に読む時に行ったことをまとめました。
●言い換える
私たちは、日常生活の中でも無意識のうちに具体と抽象を行き来しながら物事をとらえている。具体と抽象は、論理的に物事を考える上での基盤となるものだ。
高等学校国語科教科書『論理国語』(大修館書店)
私は「祝福」や、人間が「同化」と表現し、フェストゥムが「食べる」と表現した抽象的な言葉を、物語の中で使われた言葉に言い換えるという形で具体化しようとしました。私は言い換える言葉を絞るために、最初は物語内で使った単語に限定しました。この言葉に対する理解度が上がった後、この制限を撤廃しました。
●比較する
複数の文章を比較する際は、次のようなことに注意しよう。
1.共通点を見つける。
2.相違点を見つける。
3.具体例や根拠としてどのようなことを挙げているかに注目する。
4.どのような点を強調しているのか、大切にしているのかに注目する。
高等学校国語科教科書『論理国語』(大修館書店)
『ファフナー』はフィクションなので、3と4がない場合が多い。
それではどうしたのか。
「なぜ共通しているのか?」、「なぜ違うのか?」という問いを立て、問いに対する答えを考えることで、3と4を埋めました。