私は『太陽の牙ダグラム』6クール目と『THE BEYOND』を対にすることによって、『太陽の牙ダグラム』を理解していったのですが、 『太陽の牙ダグラム』の74話には『THE BEYOND』12話の一騎の台詞を理解するヒントがありました。
『太陽の牙ダグラム』74話に『THE BEYOND』11話の一騎とこそうしの会話と対にすることのできる台詞がありました。
サマリン「これ以上抵抗しても、君たちの先にあるものは死だけだ」
チコ「なあに、覚悟はできてるよ、なあ」
キャナリー「ああ、やってやるさ」
ロッキー「ああ」
サマリン「いいや、いかん。
わざわざ死を選ぶ必要はない」
『太陽の牙ダグラム』74話
一騎「やっと未来にたどり着いた。
俺を同化しろ。
俺の命も力もお前のものだ、総士」
こそうし「何を言っているんだ。
結局、自分や誰かを犠牲にすることしか知らないじゃないか。
お前の力なんかいるものか」
『THE BEYOND』11話
死を覚悟したチコ、キャナリー、ロッキー=死を覚悟した一騎、チコ、キャナリー、ロッキーの死を望まないサマリン=一騎の死を望まないこそうしという構図になっています。その後、サマリンがチコ、キャナリー、ロッキーに言った台詞と『THE BEYOND』12話の一騎の台詞を対にすることによって、『THE BEYOND』12話の一騎の台詞の意味が明確になります。
サマリン「大事なことはこれから君たちがどう生きるかだ。
諸君、新しい生き方を見つけてほしい」
『太陽の牙ダグラム』74話
一騎「また命の使い道を見つけないと」
『THE BEYOND』12話
一騎の「命の使い道」をサマリンの言葉に言い換えると「新しい生き方」ということになります。一騎はこの時、命の使い道がどういうものなのかがわかっていませんでしたが、サマリンはチコ、キャナリー、ロッキーに新しい生き方の一例を提示しました。
サマリン「誕生したばかりの新政府に力を貸し、
完全独立を目指すのも一つの生き方」
サマリン「新たに開拓される星に行き、そこで汗を流すのもいいだろう」
『太陽の牙ダグラム』74話