年別アーカイブ: 2016年

【蒼穹のファフナー】脚本から見る第2話~第7話

 【蒼穹のファフナー】脚本から見る第1話の続きになります。個人的に6 話までは尺に対して話の密度が低いので、全体的なテンポも遅め。しかし、7話以降は尺に合った話の密度があるので、展開がまどろっこしいことを除けば、そんなに悪くないと思っています。

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【蒼穹のファフナー】脚本から見る第1話

 abemaTVで一期1、2話を見た後、アニメとノベライズを混ぜて再構築したコミカライズと比較したところ、アニメの脚本上の問題点がはっきりと見えてしまった。

 一期1、2話を脚本面から分析した記事ですが、『EXODUS』までの内容を含みます。

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「アニメージュ」2004年8月号

 今日からabemaTVで一期の放送が始まるのに合わせて、最近手に入れた『アニメージュ』2004年8月号掲載の記事を読んだ感想をアップします。この対談の内容を頭に入れて、abemaTVで一期の1、2話を見たのですが、これまでとは少し違う視点で見ることができて新鮮だった。

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【蒼穹のファフナー EXODUS】人とフェストゥムの共生 Part1

 abemaTVでEXODUSを配信 その5の中の一項目として書き始めたものの、なかなか書き終わらないので独立した記事にしました。書き終わってみれば、当初の予定よりもはるかに規模の大きい内容と分量になりました。

 

一騎「たくさんの敵を倒してきたのに、
   俺もお前もフェストゥムの力で生きているんだな」
『EXODUS』6話

「一騎と総士の進む道はまだまだ険しいと思います」
能戸隆総監督(※1

 『EXODUS』放映終了後、ずっとこの二つの言葉が心に引っかかっていた。『EXODUS』において総士の後を追うように一騎もフェストゥムの側へ行ってしまったが、そこで与えられた役割とは何なのだろうか。

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